2024年1月31日
第14回(令和5(2023)年度日本学術振興会育志賞において、琉球大学理工学研究科(海洋環境学専攻)を修了された小林大純さんが受賞決定となりました(理学部海洋自然科学科生物系を卒業)。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院博士後期課程学生とされています。
博士課程の研究テーマ
両側回遊性魚類における洞窟性種の進化機構の解明
育志賞および受賞の詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/kettei.html
受賞に際し、小林さんから以下のコメントをいただきました。
「この度は日本魚類学会の推薦で日本学術振興会育志賞を受賞し,大変光栄に思っています.受賞のきっかけになった現在まで取り組んでいる洞窟魚の研究は,琉球大学理学部在学時代に思いついたものでした.本学部の自由で寛容な環境のもと,4年間のびのびとフィールドワークをできた経験が様々な研究の発想の源泉になっていると今でも自信を持って言えます.これまで支えていただいた全ての方と私の研究の原点である琉球大学に深く感謝します.」