2022年11月17日
生物系の日高道雄名誉教授が、第25回 (2022年度) 日本サンゴ礁学会大会にて、学会賞を受賞しました。本賞は、サンゴ礁研究において顕著な業績を挙げた者の中から主に、(1) 学問的業績、(2) 日本のサンゴ礁学の発展に対する貢献や社会貢献(保全活動や教育・人材育成を含む)、(3) 日本サンゴ礁学会の活動に対する貢献、(4) 国際性・国際的なサンゴ礁学の発展への貢献、(5) 他分野に対する波及効果について評価され授与されるものです。贈呈式は11月13日 (日) に、大会会場でもある石垣市市民会館にて行われました。贈呈式に続いて、ナマコのキャッチ結合組織の研究に始まり、琉球大学に赴任された当時からの様々な研究、特にサンゴにおけるスウィーパー触手の形成と自他免疫認識、光屈曲性の解明など、多岐にわたる研究紹介とともに、今後の研究への期待も込められた講演が行われました(写真はいずれも広瀬慎美子氏撮影)。