授業紹介:基礎ゼミ I (伊澤雅子教授)の「糞染め体験」

2017年6月12日

今年4月に入学したばかりの1年次対象の基礎ゼミⅠ.この科目は,生物系の各教員が個別に5~6名の学生の指導を行う科目です.6月9日に伊澤が担当しているクラスでは,実験動物として飼育しているツダナナフシが毎日排泄する糞を活用した,糞染め体験を行いました.ツダナナフシは,日本では西表島,石垣島,宮古島に分布する昆虫で,アダンという海岸林に生育する植物の葉っぱのみを餌としており,非常に面白い生態をもつ昆虫です(研究内容については伊澤研究室HPをご覧ください).葉っぱしか食べない本種の糞はとてもきれいで,染め物にも使えます.今年は,大学院生の指導のもと,糞染め体験を行いました.完成品を想像しながら,輪ゴムで布を縛り,思い思いに模様をつけ,染色していきます.今年はみなさん上手に染色できたと思います!

 


染色中!糞から煮だした染色液に布を入れて煮ます.


待ち時間は,院生によるツダナナフシの研究紹介を行いました.


完成した作品を持って記念撮影!

カテゴリー
これまでの記事
  • 入試情報
    • 琉球大学へのアクセス
    • キャンパスマップ