大野良和さん(理工学研究科博士後期課程)が第18回日本サンゴ礁学会で最優秀ポスター賞を受賞

2015年12月2日

 2015年11月27日-29日に慶應義塾大学にて開催された第18回日本サンゴ礁学会にて、理工学研究科博士後期課程2年の大野 良和さんらによる「蛍光色素Calceinによるサンゴ初期ポリプの石灰化イメージング」(発表者:大野 良和(琉球大・院理),井上 麻夕里(岡山大・院理), 新里 宙也(OIST・マリンゲノミクスユニット), 鈴木 淳(産総研・地質情報)・中村 崇(琉球大・院理・JST/JICA SATREPS))が最優秀ポスター賞に選定されました。

 本研究では、定着初期のサンゴポリプ内における石灰化過程を顕微観察し、ポリプ組織内の海水成分の動態についての蛍光イメージングをおこなうことで、これまで考えられていた造骨プロセス(サンゴの石灰化は石灰化母液内で独立して行われる)ではなく、実際には造骨細胞内や細胞膜近傍などの細胞と接着した部位から石灰化が開始されることを示唆しました。

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