研究室名 | ライマー 研究室 |
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教員名 | Reimer, James Davis 教授 (ライマー ジェイムズ デイビス) |
教員研究室(内線) | 理353(8542) |
研究室ホームページ | http://miseryukyu.com |
サンゴ礁生態学や分子生物学など。分類学について基礎的知識を習得していることが望ましい。生物学に関する幅広い知識を学んでおくこと。
サンゴ礁域の底生生物のうち特にこれまで注目されていなかった分類群(スナギンチャク、イソバナ、ウミシダなど)を対象に、生態学、生物多様性、分類学などを研究している。研究は分子遺伝学的手法(塩基配列解析、系統樹作成)、顕微鏡観察や組織切片の作成を用いた形態学的手法、トランセクト、コドラートを用いた野外調査により行う。最近では、OISTとの共同研究として次世代シークエンサーを用いた研究も行っている。
最近のテーマとしては以下のものがある。サンゴ礁浅所と深所におけるマメスナギンチャク類の差異の検証、イソバナ類(八放サンゴ)の分布に関する環境条件の評価、スナギンチャク食性巻貝類の餌嗜好性の調査、イワスナギンチャク類の繁殖生態と網状進化に関する研究、沖縄島沿岸におけるカワギンチャク類の分布状況と繁殖に関する研究、ハマサンゴ類共生性ヘビガイ類の出現状況に関する環境条件の調査。
海が好きな学生、また海洋生物に関して好奇心の旺盛な学生を歓迎する。研究スタイルは、室内実験、フィールド調査のどちらに重心をおくことも可能なので、ダイビング技術や車の有無は問わない。
卒業研究は3年後期から開始する。
その他詳細は研究室ホームページを参照。 http://miseryukyu.com
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