2024年3月26日
生物系4年生の膳場智幸さん(田中厚子研究室)が、神戸大学で開催された日本藻類学会第48回大会でポスター賞を受賞しました。先輩が開始した3年に渡る藻場調査の後半部分を卒業研究として担当し、海藻海草藻場の純生態系生産(NEP)と一次生産者の生物量の季節変動を解析しました。
発表タイトル: 亜熱帯沿岸域の隣接するガラモ場・アマモ場間のNEPと現存量の比較
発表者: 膳場 智幸(琉大理)・戸崎 幹大(琉大理)・谷前 進一郎・Gregory N. Nishihara・宮本 奈保・田中 厚子(琉大理)
2024年3月19日
海生446 生物学特殊講義B (1単位)を下記のスケジュールにて実施します。
講義の履修は4月15日のガイダンスにて受け付けます。
事前アンケート用フォーム(下のQRコードと同一です)
生物系1年次の杉岡薫乃さんが世界展開力強化事業インターアイランド・サステナビリティ教育プログラムのアメリカ合衆国(ハワイ)短期派遣研修に参加しました。
杉岡さんからのコメントは以下のとおりです。
世界展開力強化事業 インターアイランド・サステナビリティ教育プログラムのアメリカ合衆国(ハワイ)短期派遣研修に参加しました。
島嶼地域である沖縄・ハワイ・台湾の3地域の大学が連携し持続可能な社会に向けて様々な事業を行うこのプログラムで、学内から5名のうちに1人に選抜していただきました。
プログラムのキックオフ・シンポジウムと連携大学における琉球大学のプロモーションにおいて、プロジェクト概要・学部の説明・自身が関心のあるトピックについて英語で発表を行いました。
10日間の滞在中は、伝統的な文化や言語を学ぶだけでなく、海や山などのフィールドにも出向き、伝統的な漁法や環境問題など幅広い分野について実地を通して学びました。
帰国した今、本派遣研修で得た学びを活かして、琉球大学の学生として持続可能な沖縄をつくるための事業を展開したいと考えています。
なお、来年度はオンラインで、再来年度は台湾で実施予定です。
ハワイ大学ヒロ校の天文学施設 ’IMILOA(イミロア)で開催されたキックオフ・シンポジウムの様子
キックオフ・シンポジウムにおいて、琉球弧の生物多様性について発表する様子
派遣された学生5名。全員、学年や専攻が異なりました。
カウアイ島のWAIPĀ(ワイパ)でハイキングと外来植物の駆除を行う様子
ハワイ島で訪れた、ハワイの伝統漁法「Fishpond」の設備修復ボランティアに参加する様子
カウアイ・コミュニティ・カレッジで、学生向けに琉球大学のプロモーションを行う様子