2014年10月21日
琉球大学理学部と済州大学校(韓国)自然科学部(現地漢字表記は自然科学大学。日本の学部相当組織として、ここでは自然科学部と表記)は、平成26年10月17日(金曜日)に学生交流覚書を締結し、覚書調印式が済州大学で行われました。
覚書調印式には山崎秀雄理学部長、竹村明洋教授、中川鉄水助教らが出席し、済州大学側はKim Se-Jae学部長(現地漢字表記では学長)をはじめ、Lee Nam-Ho教授、Kim Won-Hyeong教授等多くの関係者が出席しました。
この度の覚書は、1991年に済州大学と琉球大学で締結した大学間学術・教育交流協定に基づくもので、これまで両学部間で行ってきた研究者による学術交流を更に拡大し、学部学生並びに大学院学生の教育交流を推進する目的で締結されました。
調印式に先立ち、Hur Hyang-Jin(許香珍)総長を表敬訪問しました。済州島が観光産業を柱として、豊かな自然を活かした産官学連携活動の推進を重視していることが紹介され、改めて済州島と沖縄、済州大学と琉球大学には多くの共通点があることが再認識されました。調印式終了後は、済州大学海洋科学研究所とJTP(Jeju Techno Park)内にある Baranul Jeju Water Agencyを訪問し、済州島における産学官連携研究についての説明を受けました。
覚書を取り交わすKim Se-Jae自然科学大学長(右)と山崎秀雄理学部長
Hur Hyang-Jin済州大学総長表敬