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2023年8月14日から20日までの7日間、琉球大学において、中國文化大學(CCU)理学院生命科学系との国際合同実習を行いました。今回の実習は、“環境による土壌動物相の違い”がテーマです。CCUからは学部生16名、教員3名(Liao, C-C先生、Chen, Y-H先生、Tseng, I-H先生)が、琉球大学からは学部生12名、教員2名(傳田哲郎、小林峻)、ティーチングアシスタント3名(菊池隼人、東哲平、村上裕実)が参加しました。また、北九州市立いのちのたび博物館の伊澤雅子館長も、久しぶりの開催に合わせて駆けつけてくれました。

実習の様子は こちら(PDF)からご覧いただけます。

2023年6月30日~7月5日(5泊6日)に生物学野外実習を西表島で実施しました。本科目は本学生物系を特徴づける科目の1つです。今年は、生物系2年次の学生16名、教員は生物系(傳田、小林、平野、今井、小枝)と熱帯生物圏研究センター(戸田、徳田、和智)の教員8名の計24名が参加しました。

今年の実習は、事前講義で理解を深めた後、世界自然遺産地域である西表島の草地から森林、干潟から淡水といった様々な環境に生息・生育する動植物の観察を行うとともに、課題に取り組み、その結果の解析と発表を行うというプログラムでした。西表島での実習1日目と2日目は主に課題の調査、3日目と4日目は様々な自然環境や環境省西表野生生物保護センターを巡り、世界自然遺産地域の自然と保全の現状を学習しました。5日目は課題で取り組んだデータの解析とプレゼンテーションを行いました。課題については、今年も4つの課題を設定し、チームごとに課題のとりまとめを行い、最終日にはまとめた内容のプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでの議論は白熱し、非常に密度の濃い実習となりました。

来年も西表島で実施予定です。

後良(しいら)川河口での集合写真。

西表研究施設内に設置した自動撮影カメラのデータ回収。

昆虫トラップで捕獲した昆虫のソーティング。

訪花昆虫の観察。

夜間に実施したライトトラップ。

満潮時の魚類相を調べるために、潮が引いている間に曳網を設置。

大見謝川河口付近でテナガエビの解説。

高那海岸におけるビーチコーミングで集めた漂着種子。

浦内川上流に向かう途中での山地の植物の解説。

プレゼンテーションのための解析と準備。チーム内で議論中。

結果をとりまとめて、プレゼンテーション。

西表野生生物保護センターの見学①。

西表野生生物保護センターの見学②。野生動物のロードキル対策の解説。

上記集中講義を実施します。
日程:2023年5月17日(水)〜19日(金)
   初日は3限から開始。詳細な日程はシラバスを参照。
 
場所:理系複合棟202室

受講希望者は 5月8日(月) までに以下の Google Forms に必要事項を記入して申請。先着 50 名まで。上記の締切日に関わらず,定員に達した時点で締め切ります。受講の可否は世話人よりメールで連絡します。

https://forms.gle/M42kpPoVrsA6Pfbs9 (先着50名の定員に達し次第、受付を終了します。)

本講義の主旨
この100年間のうちに私たちは多くの生命の動作原理を見つけ、その操作技術を手にしました。魅力的な自然の探求とともに、遺伝子工学の理解も私たちにとって重要な課題です。本講義では、植物における遺伝子工学の技術、応用、課題について考えていきます。

(世話人:伊藤 竜一)
 
 
【追記】本集中講義はシステム上の個別登録ではなく「集団一括登録」となります。システム上では他に選択項目がないため,やむを得ず「許可コード方式」と表記していますが,受講許可メールを受け取った人の登録は後日こちらで一括しておこないます(受講申請〆切後:5月上旬を予定)。
 
 

今年度実施する中国文化大学との国際合同実習に関する説明会を行います。本実習は台湾の中國文化大學(CCU)の学生達と合同で行う学部生(2〜4年生)対象の国際教育プログラムです。2023年8月14日(月)〜8月20日(日)の7日間、琉球大学における実習と、沖縄島内での野外巡検を予定しています。
参加を希望する人、あるいはどのような内容か知りたいという人は是非参加してください。

詳細は添付のポスターで確認してください。

今年度3月で退職する立原一憲教授の最終講義を以下の通り開催いたします。
参加を希望される方は事前申込みフォームへの入力にご協力ください 。

※当日参加も可能です
※最新情報は生物系ホームページで告知します

事前申込みフォーム:https://forms.gle/5MqJ6oDxMt6HrUZ

お問い合わせ先
琉球大学 理学部 海洋自然科学科 生物系
小枝:koeda@sci.u-ryukyu.ac.jp
今井:imai@sci.u-ryukyu.ac.jp

 

海生475 海洋生物生産学特殊講義A (1単位)『渦鞭毛藻類を通して藻類の多様性と進化を学ぶ』の登録を下記の通り受け付けます。

生物系で特色のある科目の1つ、生物学野外実習を西表島で実施しました。

昨年度は新型コロナウイルスの影響で沖縄島での実施でしたが、今年は西表島での実習を再開しました。学生は2年次19名、教員は生物系と熱帯生物圏研究センター所属の計8名が参加しました。

今年の実習は4つ課題を中心に調査、データ解析、結果発表をしつつ、西表島の山地部から干潟までの多様な環境をめぐり、西表島の生物多様性を学ぶというスタイルです。

まずは、西表島に行く前に本学で西表島の概要、生物相、課題の調査方法を学びました。西表島では、初日から課題としていたチョウの出現環境の調査と植物の訪花昆虫の調査を実施し、2日目には干潟における甲殻類の調査、3日目には自動撮影カメラを用いた調査を行いました。調査が終わると、宿舎に戻って生物の同定やデータの整理を行いました。4日目には浦内川を中心に山地の動植物や河川の魚類・甲殻類の観察を行いました。自由時間には、学生が自主的に舎周辺で生物の観察をしていました。西表島での実習後、事前に担当を決めていた課題について、オンラインで発表会を行いました。発表の準備や動画の作成では学生同士の議論も盛り上がっていました。

来年も西表島で実施予定です。
 
 

3日目に行ったヒナイ滝の上での集合写真。

 
 

マングローブの観察。

 
 

道路沿いでチョウを採集して出現環境の調査。

 
 

2日目は早朝からビデオを設置して訪花昆虫の観察です。

 
 

干潟でヤビーポンプを用いてスナモグリ類を捕獲(上)。検索表を使ってヤビーポンプで採集したスナモグリ類の同定をしましたが、皆さん大苦戦(下)。

 
 

河川でも魚類の観察(上)やエビ類の解説(下)をしました。

 
 

野外に設置した自動撮影カメラのデータ回収。ヤマネコは写っているのか・・・?

 
 

夜は夜行性の動物の観察もします。ヤモリ類の特徴について解説中。

 
 

実習終盤は発表会に向けて準備もします。

 
 

発表会はオンラインで行いました。

海生465 生命機能学特殊講義A (1単位)『沿岸生態系における藻場の役割』の登録を下記の通り受け付けます。

海生455 進化生態学特殊講義A (1単位)『骨から探る脊椎動物の進化と生態』の登録を下記の通り受け付けます。

熱帯生命機能学講座の卒業研究中間発表会をオンラインで開催します。
どなたでも聴講できます。

「チョウの翅組織への抗体導入法の開発」 中里優吾
2月7日(月曜日)13:00開始

発表10分程度、質疑応答5分程度

以下がZOOMアクセス情報です。
https://us04web.zoom.us/j/76877141107?pwd=wKgyhi4tmvabkz-QX8NIWCOfxwUe3S.1
ミーティングID: 768 7714 1107
パスコード: 4RfLu5

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